PC Archive
Vistaのバックアップ機能を試してた
夏です。
夏といえばコミケ、
コミケといえばHDDクラッシュで原稿あぼーんでございますね!
というわけで。
自分も、備えておかねばということでVistaのバックアップ機能を使ってバックアップしてました。ただ、復元を試してないのもナンなので試してみたんですよ。今回はそのへんを。
ちなみに、Vistaには2種類のバックアップ機能が提供されていて、1つが、PCのシステムをHDDまるごとバックアップする機能。もう1つが、データやドキュメントファイルをバックアップする機能。前者はHDDクラッシュぐらいの大事に備えて、後者は、自動バックアップ期間を1日とか1週間ぐらいの細かい単位に設定して、軽い障害に備えるというもの。
今回は、まるごとバックアップからの復帰でとりあえず約1ヶ月前のシステムにもどすのと、ファイルバックアップからの復帰で、描きかけの絵なんかを1日前の状態に戻す、というのを予行演習的にやってみた。
手順こんなかんじで
・メインのHDDがクラッシュしたものとして取り外す
・予備のHDDに差し替え
・VistaのセットアップDVDを起動して、バックアップ機能を呼び出す

コンピュータを復元

Windows Complete PC 復元

どのバックアップから戻すか選ぶ。今回は最新で。

復元が始まるのでひたすら待つ。1時間とかそういうオーダーで。
これでシステムが1ヶ月前に戻った。はず。再起動

お。無事に起動しました。
デスクトップが綺麗w
バックアップ取るときに緊張したんだろうねー
写真を撮られる時に顔がこわばるみたいな感じ
・日単位のバックアップからファイルを戻す

コントロールパネルから。ファイルの復元。とりあえずデータ保存してあるディレクトリ全部。
これも小一時間。

お!
散らかっているw
これは紛れもなく昨日見た景色。
描きかけの絵もちゃんと前日の状態で帰ってきてました。
ここまで2時間とかですね。結構良いんじゃないかしら。
なんで今さらこんな話をするかというと、Windows7の発売が近づいてるからってのもあってね。RC版で試す限り、バックアップ機能はだいたい同じ感じで入ってます。
ただし、ここが重要なんだけど、バックアップ機能はHomeエディションには入っていないんです。VistaもWindows7も。
簡単で便利で、これこそHomeエディションのユーザー向けだと思うんだけど・・・まあオトナの事情があるんでしょね。

というわけで、あまり言われないけど、バックアップ機能はかなり大事な機能です。今まで、自力や、探してきたツールでコピーしていたという人も、この統合バックアップ機能だとずっと楽で確実になる。なりました。
なので、今からVistaやWin7を検討する人はエディションをよく考えるか、Homeにも含めてくれよとMSに手紙を出すととよいです。
個人的にはProfessionalかなー
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IBM T221 超解像度モニタの衝撃
「大画面使ってますか。
おれは3840x2400pxですね」
というわけで。
22インチで3840x2400pxというモンスタースペックで、出た頃から注目はしていながらも200万とかいう値付けで、使う機会は無いだろうと思ってた IBM T221。
それが今、我が手に。
広い!
字ちっせえ目痛え!
マウスすげー振らないと画面端とどかねえ!
はい。
普通にメインモニタとしては無理ですね。
ちなみに左下にある大きいウインドウが1600x1200ぐらい。
画面の設定でdpiを2倍ぐらいに設定すると字とか色んなUIが大きくなるんだけど、ピクセルベースでデザインされているUIなんかは頑として小さいままだったりして、扱いづらいです。バランスとかいろいろ醜い感じになるし。
まあそれはいいんですよ。
これはホントにオススメできない。
使い道を思いつく人だけが買えばいいです。個人的には極上です。
今もう5万円ぐらいで買えるので、たとえばデジタル写真をA3に出力するコストを2000円とすれば、25枚出力するのと、何百枚でもそれに近い品質で見れるのを引き替えにできてしまうでしょ。あとは、印刷解像度のイラストやデザインをしている人なら、実際のディテール感や細かいヨレを確認しながら製作できたりするでしょ。
とか。
一応、検討したい人のために、気付いた所を並べておきます。
・中古ショップのGENOで5万円で購入
・IBMの仕様表には無い、9503 DGP という型
・パネルはIPS
・発色は問題ない、上品な表示。サイトの写真を見るとカピカピで心配になるけど、そんなことはない
・白が少し緑色に寄っている。これはバックライト由来と思われる
・eye-oneでキャリブレートするとこんな感じ
・緑かぶりが補正されているのがわかるけど、レスポンス自体は比較的ストレートで、白、黒付近の変動も無くて好ましい
・消費電力は実測で35~88W。バックライトの設定で変動するが、使いやすいあたりでは約60Wと考えてよい
・動作中は冷却ファンの音がする
・ACアダプタがでかい。内蔵CD-ROMドライブぐらいの容積
・本体には専用入力端子が2本ついている
・DVIを2本まとめて専用端子1本に入力させるためのケーブルが付属する
・デュアルリンクDVIではない
・使えるグラフィックカードは不明。上位よりは、新しいほうが対応している可能性が高い? 事例はぐぐれ
・DVIを1本だけ入力すると、3840x2400のリフレッシュレート13Hzで動作させることができる。パラパラマンガみたい
・DVIを2本で繋げると、1920x2400のデュアルモニタとして、リフレッシュレート20Hzで動作させることができる。正直13Hzと大差ない
・ケーブルをもう1本使ってDVIを4本で繋げると、リフレッシュレート48Hzで動作するらしい。
・画面のドット密度約200ppiというのは、W-ZERO3(esじゃない方)ぐらい。それが22インチのサイズまで広がっていると考えれば良い
・PSPは130か140ppiぐらい。普通のLCDは100ppiぐらい
これくらいかなー
参考:
元麻布春男の週刊PCホットライン モンスターディスプレイ「IBM T220」実見記
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010719/hot155.htm
先代となるT220のレビュー
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Photoshop CS4 のブラシが遅い 3
フォロー。これが最後で。
twitterやコメント、その後のテストから得られた情報です。
・「うちのは遅延ないよ」報告の多くがMac版
・Windowsでも遅延しない場合があるが、原因不明
・同じPCに Windows 7 32bit を入れてPhotoshopを入れても程度の差こそあれ遅延する
・ワコムドライバが入っていない状態でも遅延する
まあ、遅延遅延と言っても、極小のストロークを繰り返さなければ致命的に遅かったりはしないので。普通に描いてる分には少し気持ち悪いのを我慢するだけで良いんですよね。
またなんか分かったら報告しますよ
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Photoshop CS4 のブラシが遅い
Photoshop CS4 では、GPUの機能を使った回転ビューや色補正が目玉なわけだけど、ものすごく遅い時がある。ブラシは全体的に遅いけど、特に、髭のような細かいストロークを素早く描いた時の遅さが目立つ。
こんな感じで。
過去のバージョンの遅い時と違って、ストロークがカクカクしたり、取りこぼされたりすることは無い。ちゃんと描いた通りに出てくるけど、でてくるのが遅い。これは遅い部分を強調した極端な例だけど、こうやって溜まっているのが出てくる間は待ち状態となって、ツール切り替えやUndoは出来ない。
さて。
これって、良いグラボにしたらマシになるのかしら?
というわけで、今回はグラボを変えながらブラシレスポンスを記録してあったのをまとめました。テスト内容は、
大小2つのPSDを用意して、
1.レイヤー上に、大きな三角を描く
2.レイヤー上に、髭のような小さなストロークを素早く描く
本当はもっと色々やっているんだけど省略しますw
使用した環境は例によって
・Phenom 9950
・Memory 8GB
・Windows Vista Ultimate 64bit
・Photoshop CS4 64bit
Photoshopの設定は、こう

これは確かデフォルト設定。これだと遅いと言われているけど、遅いのをテストするわけだからそのま。
試したGPUは
・GeForce 9800GTX+ / 1GB - 安価高性能
・GeForce 7600GS / 512MB - 過去のミドルクラス
・Radeon HD3450 / 512MB - 現行エントリー
・Radeon HD3300 / 128MB - チップセット内蔵。128MBはM/Bに載っているグラフィック専用メモリ。これで足りない分は普通の内蔵GPUと同様にメインメモリが使われる
ドライバは現時点で最新の物を使った。HD3300については、Vista のサービス Desktop Window Manager と Themes と、Norton一通りを停止した状態でも試した。
さて、結果です。
1.7000x6000pxのキャンバスに作られたレイヤに1000pxのブラシで三角を描く
ストロークがだいたい同じになるように、メトロノーム(160bpm)に合わせて、あらかじめマークしてある頂点を追うように手で描きました。できるだけ実作業に近いとよかったのでスクリプトやビデオキャプチャは使わずに、デジカメのビデオで撮って比べています。ストロークは同一じゃなくてそこそこ誤差があるのを差し引いて見比べてください。
同時に三角を描き始めたとして、9800GTX+の三角の描画が終わった時点で他のGPUがどこまで描けているか、です。見て分かるぐらい遅れています。
2.7000x6000pxのキャンバスに作られたレイヤに150pxのブラシで三角を描く
1の条件からブラシだけ細めた場合。
太いブラシよりむしろ差が大きいように見える。CPUの負荷が小さいからGPUの差が重くなる?
3.7000x6000pxのキャンバスに作られたレイヤに、54本の髭を描く
10pxのブラシで、18本の髭を3セット、素早く連続して描いていきます。冒頭のビデオのような遅れ方をします。3セット目の描画がスタートした時点を起点として、9800GTX+が髭を18本描画し終わった時点で他のGPUが何本の髭を描けているかで比べます。
差はあるけど、9800GTX+でもたっぷり遅れてくるので体感する不快としては大差ないかもしれない。
4.1600x1400pxのキャンバスに作られたレイヤに300pxのブラシで三角を描く
テスト1を小さくした版。今回の方法では有意な差は見いだせなかった。
5.1600x1400pxのキャンバスに作られたレイヤに、54本の髭を描く
テスト3を小さくした版。
むしろ差が大きい・・・。小さいキャンバスでも、髭のようにどどどっと描くと分かるぐらい遅延するし、たまっていく。
まとめっか。
わかったことは、
・少なくとも9800GTX+ぐらいまでは速くなっていく
・DWM / Themes / Norton を切った状態で概ね改善している
・キャンバスが小さくても、遅延は起こる
測ってはいないけど、試してみて体感レベルでは
・Phenomは、電力設定をハイパフォーマンスにして、クロックを落とさせないようにすると少し改善するらしい
・ブート構成で2コアのみ使うようにすると、4コアの状態より少し劣るらしい
・PhotoshopのGL設定では、カラーマッチングと3Dの項目の影響が大きいらしい
というのが、微妙ながら分かっている。
以後調べるべきことは、
・intelのCPUはどうなの?
・DWMとThemesとNortonのどれが効いてるの?
・PhotoshopのGL設定でレスポンスに影響するものは?
といったところか。intelぜんぜん遅延しない、みたいなのがホントにありそうで頭痛いw
以上。考察というよりはデータ共有レベルだけど、参考になったかしら?
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SSD+大メモリ環境構築時の注意
高速小容量のシステムドライブを使って、大メモリ Vista 64bit 環境を作るときは、ページ(スワップ)ファイルと休止状態用のメモリ待避ファイルの容量に注意しましょう。
たとえば、メモリ 8GB で環境を構築すると、ページファイルが約8GB、休止状態のメモリ待避用に8GBで、合計16GBを取られることになります。64GBのSSDなんかを選んでしまった場合は実に1/4、無視できない嵩になります。
両方とも c:\ にあるくせに、エクスプローラでは通常「保護されたOSファイル」は表示しないので、若干気付きにくいです。
休止状態は無効にしてしまって良いし、ページファイルも減らすか別ドライブに置いてしまえば良いです。そもそもページングさせないためにメモリいっぱいつんでるんだし。
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8GBより多く積んじゃったPCでペインターXを
該当者用のメモなので読み飛ばしてくださいw
メモリを 8GB より多く積んでいるとペインターXが起動しない問題
大メモリ環境でペインター死亡
・ペインターXを使いたい
・メモリは 12GB とか 16GB とか、載せたままにしたい
という、両立しない要求に対して、
1.ペインター用の OS をセットアップする
2.今の OS 環境でメモリを一時的に減らす
という回避策がある。
1.ペインター用の OS をセットアップする、の場合
a.32bit版 Windows を別のHDDにインストールする
b.バーチャルマシンにペインター用の環境をセットアップする
という選択肢があって、
aの場合が一番普通でメーカーサポートも得られる(*1)。bの場合はVMwareなどを使うわけだけど、巨大メモリ環境のままでペインターを動かすことができるメリットはあるけど、パフォーマンスが落ちる可能性と、もしかしたらタブレットドライバなんかがすんなりいかない可能性がある。ただ、先の記事のコメントで事例を挙げていただいているので、ちゃんと出来るはず。また、いずれも1つ余分にOSライセンスが要る(かな?)のと、別々の環境を維持する手間がデメリット。
2.今の OS 環境でメモリを一時的に減らす、の場合
起動オプション(ブート構成)で一時的にメモリを減らす方法。同じOS環境で仕事が出来るが、切り替えに再起動が必要。自分はこれを選んだ。
この場合に引っかかりやすいるのは、msconfig で設定できる、いわゆる「/MAXMEM」が正しく機能しないこと。
詳細は省くけど、Vista から起動オプションの管理が変わって、bcdedit というコンソールコマンドで設定することになった。一応過去からある msconfig も残してあるけど互換性が完全ではない、という感じ。
なので、MAXMEMは諦めてbcdedit を使ってブート構成を作成する。手順はこう。
・bcdedit /copy コマンドで現在のブート構成をコピーする
・bcdedit /set コマンドで、コピーしたブート構成に、メモリを減らすオプションを付加する
これで、起動時に選べばメモリが少ない状態で起動できる。
メモリを減らすオプションは removememory。16GB環境なら8192とすれば8GB減る。もっと具体的なコマンドを書いてもいいけど、よく知らないまま使うと危ないコマンドなので勉強してから使ってください。
---
*1 メーカーのwebサイトのシステム用件には、長らくVistaに対応すると書かれていたが、比較的最近「Windows Vistaは32bit版のみ対応となります」と、記述が加えられた
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モニタ選び
これも絵描き向けで・・書きたいところなんだけど、これはもう語り尽くされすぎていて、ウチが書くことが無いです。書くと言ったので一応w
この2つのサイトが、品質寄りのモニタ選びについては、知るべき事のまとめや、調べるとっかかりには最適だと思います。
■miyahan.com さん
LCDなどの記事はレポートのページに。
■フラン☆Skin さん
液晶ディスプレイの案内所
オススメ。以上。
・・・
で終わってしまってもな、ということで補足:
今はもう、それほど、良いモニタじゃないと絵が描けないというわけでは無いです。
確かに表示品質とかは大事なんだけど、最高のモニタを手に入れたからといって、「俺の最高のモニタ」で人に見てもらう機会はほとんどありません。
また、表示の一致、つまり、白飛び黒潰れ、色温度、ガンマなどは、大事な要素ですが、最近のデジタル接続とsRGBなどの標準の推進で、気にしなくてもそう酷いことにならないようになってきています。
つまり、モニタで絵の出来が変わったり、絵が出来るまでの時間が短くなったりとかは、あまり無いわけです。
なので、絵を描く用としては、普通のWebやメール用よりも
・疲れにくさ
・広さ
あたりを重視すれば良いです。
もし表示の一致を気にするのなら、そのためのモニタを選んでも良いし、eye-one や spyder なんかのキャリブレーションツールを導入しても良いです。
キャリブレーションを導入しておけば、複数モニタがある環境で表示が一致できるだけでなくて、将来的なモニタの買い換えで表示が変わってしまう心配も無いです。サブモニタ用に躊躇無く安物を選べたりするので実に助かります。
というわけで、絵PCはこれで終わり!
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大メモリ運用
引き続き絵描き向けです。
8GB 積んじゃって 64bit OSも入れたんだけど、有効に使えてるのかな、有効に使いたい、という向きに。
まずは前提として。
・いまある絵描きソフトのほとんどは 32bit で、64bit OS 上で使ったからといって、単体で約 3GB より多くを使ってくれません
といったところで、4つぐらいの選択があります。
1.そのままにして、64bit の絵描きソフトを使う
メリットは一番真っ当っぽい所。デメリットは、現状で 64bit 対応しているソフトは有名どころでは Photoshop CS4 しかない事。自分は一応これを見据えています。
2.RAM ディスクを作成して仮想メモリ領域に当てる
メリットは、古いソフトでも、HDD を仮想メモリとして使うソフトならどれも高速化できること。HDD と RAM ディスクの転送速度には200倍以上の差があります。
積んだメモリが 8GB なら、3~4GB 程度を割り当ててみると良いでしょう。絵描きソフトの仮想メモリの保存先の設定は適宜変更すること。
どのソフトを使っても良いです。自分が使っているのは Qsoft Ramdisk 、知り合いの絵描きさんは Cenatek の製品を使っています。
注意すべきなのは、ソフトによっては、仮想メモリに使うディスクを1つしか指定できないものがあることです。その場合は、RAMディスクに書き込みきれないとクラッシュする可能性があります。
3.そのままにして、複数のソフトを同時に使った時の快適さを目指す
たとえば、Painter と Photoshop を起動しっぱなしにします。1つの絵を複数のソフトを使って仕上げる人には良いかもしれません。ただしよほど頻繁に行き来しなければ、おそらく2のほうが効果的です。
4.32bit OS + Gavotte Ramdisk
個人的には番外編だけど、人によってはこれが一番かもしれません。
今はメジャーになってきましたが、Gavotte Ramdisk というフリーウエア(?)があって、これは 32bit OS 上から 3GB より先の領域を RAMディスクとして使う機能があります。とても出所不明ですが、日本語の解説も多くて試すのは楽かもしれません。
以上です。当分のオススメは2、手軽にしたいなら4かな。
次回はモニタ選びについて。書けるのかなぁ・・・自信無い。
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大容量HDDのパフォーマンス
前回の絵描き用安価PCについてまとめで、HDDは大容量のもののほうが良いと書きました。これは、容量面だけでなくパフォーマンスでもメリットがとても大きいからです。
何故かというと、大容量のものはディスクに高密度に記録されているので、同じ回転数でも単位時間に読み取りヘッドの下を通るデータの量が多い、つまり転送速度が速いのです。ここではそれがどの程度なのかを実測データを用いて簡単に示します。
さて、せっかくなので、VerociRaptor なんかのパフォーマンスに特化したHDDと比べてみましょう。
用意した HDD は2つ
・VerociRaptor 150GB (10000rpm) \17,000ぐらい
・CaviarGreen 1000GB (7200rpm) \8,000ぐらい
VerociRaptor は言わずと知れた高速特化HDD。用意したのは容量が小さくて買いやすいほうです。CaviarGreen は名前が示す通り、パフォーマンスよりエコを志向した機種です。
まずは速い方、VerociRaptor を HD Tune で測ってみます。HD Tune というのは、ディスクの外周から内周までの転送速度やアクセス速度を計測するツールです。

VerociRaptor
グラフの左が外周(先頭)、右が内周(末尾)
青い線と左の縦軸が転送速度
黄色い点と右の縦軸がアクセス時間
です。
外周では 120MB/s からゆるやかに低下しつつも、一番遅い領域で 80MB/s 程度まで粘ることがわかります。アクセス時間も短くまとまっているようです。実際、HDD としては素晴らしいパフォーマンスです。120MB/s なんていうのは少し前だと RAID を組まないと出せないスピードでした。
次は注目の廉価大容量、どうみても速そうな要素の無い立ち位置の「グリーンHDD」の出番です。

CaviarGreen
あー。
確かに結構劣ってしまいます。外周 95MB/s からどばっと低下して 45MB/s ぐらい。アクセスタイムも約2倍。でも、160GB などがメインの頃は 60MB/s 程度だったことを考えると、かなり良くなっています。しかも、容量が大きいので、遅くなるような領域まで使ってしまうケースは少ないはずです。
ためしに、「グリーンHDD」の先頭、150GB を VerociRaptor と比べてみます。
あれ・・・結構並んでませんか? 右の方などは逆転していますね。アクセスタイムも、先頭の一部だけを使っていればおそらく、計測された値より小さくなるでしょう。(HD Tune は領域を限定した計測が出来ないので実際は分かりません)
こう見ると、CaviarGreen が VerociRaptor に迫るパフォーマンスがあるように見えます。実際にシステムを入れて比べてはいないので、不明な部分もありますが、現時点では、VerociRaptor については、2 倍の値段を払ってたった 1/7 の容量を買うに値するとは言い難い、と結論できます。買ってしまって言うのも心苦しいですがw
というわけで、今からHDDを買う人で、システム用なんかで少しでもパフォーマンスを気にするなら、必要無くても大容量のものを買いましょう。
システム用に大容量というのに抵抗あるなら、200GBぐらいでパーティションを切ってしまえば良いです。パーティションは外周から確保されるので、一番美味しいあたりを使えます。それを利用して、スワップ用とか仮想メモリファイル専用のパーティションを外周近くに確保しておくのも悪くないですね。
次回は、メモリー沢山積んじゃって嬉しい時のRAMディスクなんかの運用について。
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絵描き用安価PCについてまとめ
もしくは「Phenom X4 で新PC組んだよ 2」で。
というわけで、前回のPC組んだよ記事に対するフォロー記事です。君の要求は分かったけど、もうちょっと一般的に絵描き用PCってどういうのがいいの、的な所を抑えつつ、最後にオススメの構成を例示します。
Q&A形式で。
■絵描きPCで重視したいスペックは?
1にメモリの量、2にHDDのスループット、3にCPUのスピードです。特に、印刷対応の解像度で複数の描画レイヤや効果レイヤをふんだんにつかうと、普段必要なメモリの数倍は必要になります。
■CPUは4コアいるの?
いりません。
重いフィルタ処理なんかはマルチコア対応が進むとは思いますが、当分は、絵描きソフトのクイックでインタラクティブな処理が3コア以上に割り当てられる事は無いはずです。なので2コアで良いです。
予算が限られている場合、クロックを低くした安い4コアを選ぶと、それより安い速めの2コアより劣る結果になる可能性があります。
■Core2 , Core i7 , AMD どれがいいの?
安くという要求を守るなら、パフォーマンスは高いけど値段もそれ相応で、マザボやメモリがさらに高く付く Core i7 は避けるとよいです。Core2Duo はとても良く出来ているので今もオススメですが、安くまとめるなら、先の記事にも書いてあるように、内蔵GPUが優れたAMD790GXが選べる AMD が推しやすいです。
■メモリどんだけいるの?
16GBは、いりません。
ただ、絵を描いていて、ものすごく遅くなる時というのが、メモリが溢れたときです。完成も遅れるし、気が削がれたりしてうれしくないです。なので、過去にガリガリと表示がもたついた経験があるなら、たっぷり多めに積んでおくのをオススメします。8GBぐらいかな。
■メモリたくさん積んだら絵ソフトは多く使ってくれるの?
概ね、3GBより多くは使ってくれません。
Photoshop CS4 の 64bit版はそれ以上使ってくれますが、他の 32bit ソフトはだいたい3GB程度しか使ってくれません。
■絵ソフトが3GBしか使わないのに8GBも積むメリットは?
RAMディスクを構成すればHDDの200倍も速い仮想メモリ領域が作れます。または、複数の絵ソフト、たとえば Painter と Photoshop を同時に起動したまま、行き来しながら製作することができます。
Windows 自体も、メモリをふんだんに使ってパフォーマンスを上げる仕組み(先読みキャッシュなど)があるので、それを殺さないで済みます。
■メモリ16GBも積むメリット、デメリットは?
メリット:なんかうれしい/フル解像度の抱き枕サイズ(長辺15000px以上)などの発注が来た時に死なないで済む可能性がある
デメリット:メモリ8GBより多いとペインターXが起動しない/現状、4GBのDIMMは2倍以上割高
■GPUはどれがいいの?
ローエンドで良いです。搭載メモリが多い必要もありません。
ただし、Photoshop CS4 で回転ビュー等を使うためには、何をしているかわからないぐらい遅いOpenGLの処理をこなさなければならないので話は別で、いずれわかる、としか言えません。
■HDDはどれがいいの?
特殊な要求がなければ、容量が大きい物を選ぶと良いです。今はHDDがとても安いので、\8000の1TB前後がオススメです。
なぜかというと、データが高密度に記録されているものが概ね速いからです。
詳細は後日。
■うちの Vista は 32bit 版なんですけど?
すでに Vista の 32bit 版パッケージを持っているならMicrosoftに64bit版のDVDをオーダーすればok。費用は実費らしいです。
DSP版やPC付属のとかは多分無理。
■64bit の Vista 買うけど、どのエディションを選べばいいの?
Home Basic でも何でも良いです。日本人なので一番下を避けて Home Premium あたりで良いでしょう。個人的には、シャドウコピーが使えるエディションを推したい所です。これのおかげで、ペインターが設定ファイルを破壊しながらクラッシュして起動不可能になったときも、数分で復帰できました。
(追記:Home Basic の 64bit 版を選ぶ場合は、メモリ上限は8GBです)
■まず 64bit がどんだけ良いかを確かめたいんだけど?
Vistaじゃないけど、 Windows XP x64 Edition の120日試用版をオーダーできます。これも実費。今もできるのかしらこれ・・・
今なら、Windows7のβ版で試してみるほうが良いかもしれません。
といったところで、約束したので例示を。
■絵描き用安価PC オススメ構成

合計\52,000です。電源、ケース、DVDドライブ、キーボード、マウスを使い回さずに買うとすると、+2万で\72,000とかでしょうか。DELLなんかに頼みたいんだけど、メモリが多いオプションが無かったりOSの選択肢に64bit版が無かったりするので仕方ないですね。
安価PCで浮いたお金は、LCDやタブレットなどの入出力装置にまわすと良いです。
次回は大容量HDDの速度について。
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Phenom X4 で新PC組んだよ

世間はPhenom2が出ちゃってますけど、去年の話なので。
右が新しいほう。
要求は
・絵、その他の製作ソフトが快適に動作すること
・安いこと
それに加えて個人的な要求は
・メモリ16GB
です。仕事用ということで、大きな印刷サイズの製作をしたときに死なないように。ウチは見た目荒いくせにメモリふんだんに使う描き方をするので、仕方ないっすね。
一応 Photoshop の 64bit 化も併せて必須の狙いではあります。
■CPU
AMDが好きなので。特にちゃんとした理由はありません。
トップエンド(当時)の製品がたったの17000円ポッキリで買えるとか、最近のintelについていけない感を見ていると、そろそろ使ってあげられるのも最後かもしれないという予感(当時)とか、あとは、AMDで組むと周囲が若干安く済むとか。
■マザボ
AMD790GXが優れモノで、単体GPUの RADEON HD 3450 より少し優れたGPUが内蔵されています。絵用のPCならこれで済ませてしまってもいいかも。FOXCONN製とかなら12000円を割る価格で買えます。
これとCPU合わせて3万で貧乏クアッドコア。
■メモリ
普通にDDR2の4GBを4枚。1枚1まんえんです。値段的にはこっちが本体。
■GPU
790GXで済んでしまうと言ったけど、GPUアクセラレーションを採用したくせにガックリ遅くなった Photoshop CS4 を使うとなるとそうはいかず。どれくらいのものが必要か、もしくは必要ないかが判断できるまでは旧PCからの引継ぎでしのぎます。
■HDD
最近はSSDが流行りだけど、まだ少し信頼性と価格なんかが涸れ切っていないように思えるので、仕事用には少し怖い。なので、WDの高回転・高速シークのHDD、VerociRaptorにしました。とは言うけど10000rpmって怖くない?という時代は終わっています。気になる人はMTBFや消費電力を見てみましょう。
また、一般的なHDDは内周部の転送速度がガックリ落ちる傾向にありますが、VerociRaptorは内端まで比較的よく粘り、RAID0などを組まなくても安定して高いパフォーマンスが得られるようです。
■OS
Vista 64bit なら割とどれでもいいです。旧PCの Ultimate を引継ぎ。
といったところで。ハンマープライス。

\40,000が目に沁みるぜ・・・
あとは、旧メインPC Alice ちゃんはあり合わせパーツでサブPCにして、Celeron 1.5GHzで結構しんどかったThinkpadに入れ替わってもらいました。パフォーマンス的にはサブPCのほうが劇的に良くなったというオチも目に沁みる。
次回は実際使ってみた感じとか、注意点とか、オススメかどうかとか書きます、たぶん。
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青色LEDがウザい
めりくりー。
というわけで、そういう季節になってまいりましたね。クリスマスイルミは白とか黄色系が多いには多いんだけど、近年、目にジリジリと差し込む青い光も増えてきた。
青色LED。ノートPCの電源ユニットや、LCDやPCのインジケータ類にもよく採用されているけど、ギラギラしてウザい。そもそも、黒と青というのは相性が悪い組み合わせでもなく、Vista Ultimateのパッケージにも採用されている通り、どちらかというと高級感があって上品なイメージのはず。それが、LEDだと途端に目にうるさかったり下品に見えたりする。何故か気にならない?
それはね、青が本来暗い色だから。
光の三原色と言われる赤、青、緑。
白い光にはその3つの光が均等に含まれていて、そのなかから、赤だけ、青だけ、緑だけを取り出した場合に、それぞれから人が感じ取る明るさというのは、おおよそ5:2:10の比率になると言われている。
つまり、緑と青の「光ってる感」は2:10、つまり、青の方が5倍暗く見える、ということ。これは経験的に知ってる人も居ると思うし、黒い画面に青255の文字と緑255の文字を表示させて、どちらがハッキリ見えるか比べてみれば手軽に体験できると思う。
つまり、たとえば緑のLEDと青のLEDが同じように光っているように見えたとすると、実は青のほうが5倍光ってるってわけ。自然界にそんな明るく光る青色は無いので、それ自体が珍しさであり価値とも言えるから、多用されるわけだけど、明るすぎるので目に付くし、目立ちすぎるので下品にも見える場合がある。というわけ。
もうしばらくすると明るい青色LEDはダサい、という話になってくると思う。もうなってる? いいかげんCintiq21UXの画面の上にあるLEDとかDELLノートの電源LEDとか滅んでほしいんですけど。Cintiq21UXなんて製作に使うような製品でこれはないですよ。かんべんしてくださいよ。
それにくらべて、Xbox360は青色LED盛り上がってる時期にデザインされたはずなのに、ひたすら緑。たまに調子悪いと赤w なので、とても好感が持てるね。大好き。
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WLI-UC-G300N を Vista x64 で
USBの無線LANアダプタね。
WLI-UC-G300N。無線ルータWZR2-G300Nのセットにもなってる。
Vista x64 に非対応なのを確認し忘れて間違って買っちゃったドジな子のために使い方書いておくよ。
(1)Ralink から RT2870 の Windows ドライバをダウンロードしてインストールする
http://www.ralinktech.com/ralink/Home/Support/Windows.html
(2)件のブツをUSBに刺す
(3)デバイスマネージャから、黄色マークが付いている USB WLAN のプロパティを表示して、「ドライバの再インストール」(だっけ?)を選択
(4)あとはこのスクリーンショットの上から順にカーソルがある方を順に選ぶ。2番目と3番目のダイアログの間には1枚あって、ここでは「ディスクを使用」をクリックします。(1)でインストールされたドライバはここに入っているので、ここを指定する。
C:\Program Files (x86)\Ralink\RT2870 Wireless LAN Card\Driver
(5)警告を無視して押し込むと動きます。たぶん。
不具合起こってもウチ知らないので怒らないでね。
あとどうみても正規の用法じゃないのでバッファローに質問したりしないこと。
しかし買ってきて30分で殻割ることになるとはおもわなんだよ。
はっはっは。
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新MacBookの構造が理想的すぎる件
「新型『MacBook Pro』を早速分解:「ユニボディー」の利点とは?」http://wiredvision.jp/news/200810/2008101719.html
を見ながらtwitterでつぶやいたのコピペ
部品点数少なくて綺麗だなぁ
ついに、シャシに部品が組み付けられているという普通の格好になったんだ
シャシというのは、自動車で言うフレーム、骨組のことで、これにエンジンやトランスミッション、ボディ鋼板などの部品を組み付けて、一台の自動車が製造される。
そういうのにすごくよく似ているな、と思った。というのが、このつぶやきの解説。「普通の」と言ってしまってるのはPCより自動車のほうが偉いという偏見からねw
考えてみれば、アルミ一塊から作られた外殻というフレコミを見て最初に「なにそのNSX」とか思ったものでございましてね。
NSXも、アルミ・モノコックボディという、アルミ製の外殻自体が剛性を受け持つというのが売りだったんですよ。しかも、調べてみると、北米ではモノコックのことをユニボディーとも呼ぶとのこと。なんだ。ホントにそうだったんだ。
かっこええなMacBook。
MacBook
ノートブックコンピュータの未来というかNSXが、148,800円から。
今までMacはコストパフォーマンスびみょいだけの道具ぐらいにしか見てなかったけど、ちょっとほしくなってしまったわ。メカヲタ乙すぎる。
それにしても杏かわいいです(^o^)ほくほく
DVDBOXほしい
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参考:
真ん中あたりの写真がシャシの例、下の方がモノコックの説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/フレーム形式 (自動車)
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